イーディオ新掲示板

この掲示板は(有)イーディオが広報活動とお客様へのサービスのため、作成しました。
弊社社員が不適当だと判断した記事は削除いたします。トラックバックについてはあまりにSPAMが多いため、当面の間メールにて受け付けます。
(有)イーディオ技術担当 飯田豊

スレッド全件表示

Musicサーバの解説

  • AEDIO Japan
  • 投稿日:2011/05/31 10:45



Musicサーバ、発表以来大変好評です。
そこでどんなものかが分からないので導入に踏み切れないと言う方のために解説を書いてみました。

以下のような目次でこの記事のスレッドとして書いていきますのでよろしくお願いします。

はじめに  Musicサーバって何?
1.Musicサーバの主な機能
2.Musicサーバの使い方
3.その他

はじめに
Musicサーバって何?

Musicサーバは英国・米国で開発された音楽を簡単にコンピュータをそれほど意識せずに楽しむためのサーバソフトです。こんなことができます。

ネットワークに接続したそのときから、
・ネットワーク上で大容量ストレージとして動作します。

いわゆるNAS=ネットワークでアクセスできるディスクストレージの機能です。この機能でWindowsの再生ソフトからも指定して再生できます。

・どんどんCDをリッピングして片付けましょう。
手持ちのCDをリッピングして収納

音楽CDを挿せば音楽データを自動的にアルバム名、曲名、アーティスト名をインターネットで検索して1曲ごとにファイル、アルバムごとにフォルダとして自動収納します。
取り込み(リッピング)が終了すると自動的にCDはイジェクト(排出)されます。
おおよそですが、CD1000枚でHDDが400GBあれば収納できます。1TBのHDDを持つMusicサーバは2000枚程度のCDが収納できます。

・単体で音楽再生も可能

Musicサーバという名前ですが、内蔵のオンボードサウンドチップでアンプ付きスピーカを接続していただけばMusicサーバ単体で音楽再生もできます。画面はiPadやノートPCのインターネットブラウザを使い、アルバム、曲名、プレイリスト指定で再生できます。画面もMusicサーバで指定することも可能です(X-Windowをオプションインストール)

・ハイサンプリング対応

DACが対応していますと、192K/24bitのflacファイルまで再生可能です。

・iTunesでも再生できる

iTunesでもサーバとして動作します。画面を見てください。共有設定したVortexBoxというMusicサーバからflacファイルを再生しています。

・DLNA/MPDクライアントでの再生

Musicサーバのファイルはdlnaクライアント(レンダラー)があるシステムでしたら再生可能です。

評価用システムはhp製のPC(古いタイプです)とUSB DACを使ったCD専用リッピング/NAS/再生システムとしてご試聴もできます。

  • 1.AEDIO Japan
  • 投稿日:2011/05/31 11:09



1. Musicサーバの機能

最初の記事が概要だけでしたが、少し詳細に説明します。

1.1 Musicサーバの概要

MusicサーバとはAEDIOがVortexBox.orgから正規ライセンスを購入して納入する音楽サーバシステムです。

内容はFedora14/LINUXを基にしたVortexBoxの専用OSをPCにインストールしたものです。
家庭内でインターネットに接続して利用することを前提としています。

1.1.1 ソースはCDとflacファイル

音楽ソースは主として音楽CDからリッピングしたものと市販されているflacファイルです。
DVDビデオもリッピングできますが、DVDによっては著作権保護が強くかかっているものは不可でした。

市販のflacファイルもアルバムごとにフォルダーとしてNAS機能でMusicサーバの指定領域にコピーしてやれば利用できます。

1.1.2 出力機器

Musicサーバを再生機器として使えます。
このときの出力はオンボードのサウンドチップから私どものデモ機のように数百万円もするMSBテクノロジー社のUSBインターフェイスでの接続までLINUX/AlsaでサポートされているDAC機器が使えます。

サポート機器は
http://www.alsa-project.org/main/index.php/Matrix:Main#ALSA_SoundCard_Matrix
にあるalsa 1.0.23 でサポートされているものとなります。

また再生は家庭内のネットワーク上で接続されているWindowsXP/Windows7/LINUXなどでMPDクライアントになるソフトウェア、iTunesが動作するシステム、Windowsのfoobar2000など多くのソフトでの再生も可能です。

1.1.3 コントローラ機器

曲名を指定して再生させるための機器です。
これには
・Musicサーバ単体でXウィンドウを載せFireFoxブラウザなどで指定して再生
・iPad,iPod Touch、Androidなど無線LANで小型のインターネットブラウザを持つ機器で指定する。
もちろんノートPC、普通のWindowsPCで有線LANでも指定できます。
添付の画面はWindowsXPでInternet Explorerで再生指定しているときの画面です。

  • 2.AEDIO Japan
  • 投稿日:2011/05/31 11:26



>>1

1.1.4 NAS機能

Musicサーバは市販のNAS機器の多くが採用している基本ソフトSambaの最新版を採用しています。
したがって性能、あるいは機能においてNASとしての機能を十二分に発揮します。

1.1.5 SqueezeBox (Slim Device)サーバ機能

少し前に米国で流行したSLim DeviceのSqueezeboxがWindowsでも動作するようになりました。
画面はWindowsXPでSlim Deviceのエミュレータソフト(SoftSqueeze/シェアウエア)を動作させている状態です。

1.2 Musicサーバの導入の前提

1.2.1 ネットワーク環境

Musicサーバの導入はご自宅にインターネットがアクセスできる環境があることが前提です。
ルータがあるご家庭でDHCPアドレスが各PCに配信されるしくみがあるところとそれがないところの接続方法が違います。DHCPが配信されるところの導入は比較的簡単です。

インターネットはCDデータを読み、アルバム名、曲名、アーティスト名を検索するのに利用します。

またローカルネットワークは別のPC/iPadなどから再生指定するのに必要です。

1.2.2 良質なアンプとスピーカ、できればDAC

機能は一見良くできたカーステレオと一緒です。
ただし音質は良いPC(電源がしっかりしている)と良いDAC、それにハイサンプリングソースの利用で各段に向上します。

私どもが提案するサーバはこれに考慮して単体のオンボードサウンドチップでもある程度の質が得られるように工夫しています。

  • 3.AEDIO Japan
  • 投稿日:2011/05/31 11:50



>>2

2. Musicサーバの使い方

高品位な音質で音楽CDを聴きたい方(うまく使うと数十万円のトランスポートより良い)には最適です。

特に高級なDACを持っていて改めてLINNのDSなどがカッコイイけど高いとお考えのあなたにも最適です。スタートは7万円からです。
ラトックのRAL-2496UT1とか私どもで販売しているWavelength AudioのThe Wavelinkとかを利用することで高級DACにも接続できます。


2.1 システムの導入

それほど古くないPCが空いていれば4万円くらいからシステム構築できます。

まず私どもにネットワーク環境、再生指定する方法についてご希望をメールか電話でお寄せください。

以下に順に使い方について記していきます。

2.1.1 ネットワーク接続

家庭内のLANに接続してください。
別のコンピュータで再生させる、あるいはNASの使い方ですと有線のほうがデータが途切れたりしないため、推奨できます。

無線LANしかないと言う方には無線LAN接続用オプションが+15,000円です。

DHCPサーバ(通常はブロードバンドルータが持つ機能)があればそのまま接続は終了です。

この調査と設置については別途ご相談ください。

2.2 DAC経由でアンプに接続

MusicサーバをDAC経由でアンプに接続します。
Webブラウザで添付のような画面で設定します。

この設定は少しLINUX/alsaに知識がないと難しいかも知れません。都内・近県でしたら、出張技術料(移動時間別ですが作業1時間あたり2,500円、10,000円最大)で設置サポートいたします。

さぁこれでほぼ準備は完了です。

2.3 リッピングしてみる
CDを入れて早速リッピングしてみましょう。

  • 4.AEDIO Japan
  • 投稿日:2011/05/31 13:50



>>3
[リッピングから続く]
リッピングは簡単です。音楽CDをMusicサーバのCD(DVD)ドライブに入れるだけです。
後は自動でリッピングしてMusicサーバで再生できるアルバムとして登録されるとCDがイジェクト(排出)されます。

さぁこれで再生の準備は整いました。
まずは別のコンピュータからhttp://vortexbox
とURLを入れてください。これで画面に添付の画面が出てくるはずです。

ここまで来たらきちんとネットワークもつながっています。

2.4 いよいよ再生@Musicサーバ

ここでは再生もMusicサーバで行う例で説明します。
Webブラウザ上で指定するとVortexBox Playerと言うソフトがMusicサーバ内で再生を実行します。
専門的にはMPDデーモンに対するクライアントソフトです。

曲目の指定は画面上で行います。添付の画面左側に並んだアイコンのうち、家のマークの下にあるアイコンをクリックするとSqueezeBoxのサーバ画面となります。
ここで指定したアルバム、曲、プレイリストを本体で再生できます。

先ほどリッピングしたアルバムがMy Music→Albumとクリックして出てくればリッピングも正しく行われています。

オンボードサウンド以外のデバイスに音を出したいときは同じくWebからデバイス指定をすることで音が出ます。

選んだアルバムのプレイマーク(横に突き出た▲)
をクリックすると再生が始まります。
出ましたか?
出ないとしたらデバイス設定がおかしいケースがほとんどです。

  • 5.AEDIO Japan
  • 投稿日:2011/06/01 09:00



>>4
[音が出ないときの対処]
WebブラウザでMusicサーバのアドレスを指定し、添付の画面を開きます。

ホーム画面でスピーカのようなアイコンをクリックするとVortexBox Player(再生ソフト)のデバイス設定画面が出てきます。

ここでAudio Deviceの項目がどうなっているかを調べてアンプに接続されているDACデバイス(サウンドカード、サウンドボックス)を指定します。

この画面の例ではhw:0,0で、カード0のデバイスM20=MSB technologyのDACが選択されています。
オンボードのサウンドは1ですのでhw:0,0をhw:1,0のように変更します。
そしてSubmit(転送)ボタンを押しますと変更がMusicサーバの設定に反映されます。

これで出力ができるはずです。
もしできないときはこの後でrebootして正しくデバイスが設定されていることを確認してから再生してみてください。

  • 6.AEDIO Japan
  • 投稿日:2011/06/01 09:10



>>5

3.その他

3.1 flacデータのファイル

音楽データはLINUXのシステムで/storage/music/flacにアルバムごとのフォルダーで格納されています。

Windowsからは
\\Vortexbox\files\music\flac
と言うディレクトリ(フォルダ)になります。

ダウンロードした手持ちのflacファイルがある方はここにWindowsからコピーしますと、次の起動時にファイルが読み取られ、アルバムリストに載ってきます。